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防災通信~5~

皆さんこんにちは

有限会社大阪防災設備の更新担当の中西です

 

 

さて今回は

~11月は「火災予防月間」~

 

11月──朝晩が冷え込み、乾燥が始まる季節🍂。
そして消防設備業界では、1年で最も重要な月のひとつ。
そう、**「全国火災予防運動」**の時期なんです🚨。

この時期、消防署や各自治体でも防火ポスターや点検キャンペーンを展開しています。
では、なぜこの季節が「火災予防」にとって特別なのでしょうか?
今回は、消防設備業の現場目線から“11月の防火意識と点検の大切さ”を深掘りします🧠✨。


🔥1. 火災が増える季節、「11月」の危険サイン

気温が下がると、人は“火”のそばに集まります。
ストーブ、こたつ、電気ヒーター、調理器具…。
一見安全そうな道具も、使い方次第で火災の原因に。

💥特に注意すべきは以下の3つ:

  • 暖房器具の近くに燃えやすいものを置く

  • 電源コードの劣化や過負荷

  • 空気の乾燥による“静電気火花”🔥

そして、火の気が多いほど「消防設備の整備」が重要になります。


🧯2. 消防設備点検の目的とは?

「点検=法律で決められているから」──それだけではありません。
点検とは、**“いざという時に動くかどうかを確認する命綱”**です。

主な対象設備👇
✅ 自動火災報知設備(火災を早期発見)
✅ スプリンクラー設備(自動消火)
✅ 消火器(初期消火)
✅ 非常警報・誘導灯(避難支援)
✅ 防火戸・防煙シャッター

どれも、“1つでも動かないと被害が拡大する”設備です。

消防点検の意義は、「建物の健康診断」
人が健康診断を受けるように、建物も半年に一度のメンテが必要なんです🏥🏢。


🔎3. 11月に点検する理由

11月の点検は、年末・年始に向けての「最終チェック」。
年末は施設利用が増え、電気・火気の使用頻度が高まります。
だからこそ、11月点検で以下を確認👇

✅ 火災報知器の感知範囲と誤作動
✅ 消火器の有効期限
✅ 誘導灯の明るさとバッテリー残量
✅ 非常ベルの音量と連動性
✅ 機器の経年劣化(10年以上は交換検討)

「使わない設備ほど、点検が命」──これが消防業の鉄則です⚙️。


🧑‍🔧4. 点検現場の裏側:静かなプロの仕事

消防設備士は、決して派手ではないけれど、“社会の安全を支える縁の下の力持ち”
天井裏・配線・配管・制御盤…
見えない場所に潜り、細部まで確認する作業は緻密で神経を使います。

1つの感知器のズレ、1本のケーブルの劣化が、
「火災の発見遅れ」に直結するからです。

“誰にも気づかれない安全”を日々つくる──
それが消防設備業の誇りでもあります💪。


💬5. まとめ

11月の防火月間は、「安全を見直すタイミング」。
火を使う機会が増える季節こそ、点検と意識の強化が命を守ります。

あなたの建物、あなたの職場、そしてあなたの家。
「もしも」の時に、設備は動く準備ができていますか?🚨